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ELTS FOR MY LEARNING OF ART
このブログのこのページは貴重かもしれませんぞ。
つうのも、IELTS試験を受けた記事をネットで検索すると、皆6.0とか7.0とかとれちゃってて
ありゃぁ〜半分自慢話ですよ。
多分成功者の記事を参考にしたいので、
ヒットも多く検索すると上位に位置するからかもしれないけど、
IELTSの実態ってどうなんだろうと思ってしまう。
英検の2級でさえ大学生の半分が落ちているという日本なら
3.0〜4.0あたりが続出というのが実情のような気もするけど
やっぱり英語が大好き!!で、得意な人しか受けないのかなぁ〜
で、会場に行くと、みな英語の達人に見えてしまうのです。
東京会場で受ければ場馴れするだろうと思ったら、今回は前回とは別の場所でした。東洋学園大学。
間借り会場だからか、集合時間についても、まだ受付準備が出来てないの。
7時50分集合で教室に入ったのが8時半。試験開始は9時のはずが、9時15分と遅れた。
もう45分間、教室でじぃ〜と黙って座り続けるのが、まず難関だったよぉ〜。
教室には鉛筆(シャーペンは駄目)と消しゴムと水とパスポートしか持って入れないので、
本当に何もすることがありません。
トイレに行くとIDチェックを再度することになり、
下手すると試験開始に間に合わなくなるのでトイレすら行けない。
本当に何もすることがない。
だんだん、本当に試験がはじまるのだろうかと思ってしまうけど、始まるんだよねぇ〜
その時は、必ずやって来るのです。
初回の試験では席が一番前だったので、周りの様子もあまり解らず、
説明が英語のアナウンスなので、
どのタイミングで用紙に名前を書くのかすらドキドキだったけど、
今回は後ろの方の席なので、様子も解ります。
しかも、アナウンスをしたのが純日本人で、発音がひどい。
本場の試験を受けてる気分が、全くなくなった。
【Listening 】
最初は40分のリスニング試験。
30分間、所々とぎれる部分はあるものの、英語のCDがノンストップで流れる。
前回の会場より音が若干ききづらかったけど、聴いてるうち問題はそういう事でもないぁ〜と思った。
つまり、やはりたいして聴き取れないのです。
だいたい何の話か解るけど、単語もなんとなく解ってるんだけど、明確な解答なんてなかなか出せないのです。
4つのセクションの内容は以下のごとし。
1.郵便局でのやりとり。
2.南アメリカツアーについての説明
3.商品のブレゼン…日本製の何か。何だか解らない。テクノロジカルなものです。
4.リサイクルの手順
前回は終わった後に、どんな話だっかすら思い出せないのが、今回は覚えていられました。
これって英語力のアップではないけど、少なくとも試験に慣れて来た手応えだけあり?
誰かの体験記に、どの部分を話しているのか解らなくなりバニックになったとありましたが、今回そのパニックに陥りました。
それが解るだけでも前進です。前回は話を追うこともしてなかったような気がします。
【Reading】
試験時間は1時間、英文が3つでます。
1. タイトルが『Otters』
…もう、いきなり解らないと思った。Otterって何さぁ〜!?!?!?
でも読んでいたら、動物であることがわかり、水中で獲物を採るとかっていうんで、こりやオットセイじゃん!! オットーってオットセイだよぉ〜!! Otto と覚えて帰って調べたらそんな単語はなく、Otter…カワウソでした。
前回は1文目の単語がなんだかさっぱり解らず、話の内容も全然解らなかったのに、今回はだいたい解るので、頑張って考えてしっかり正解を出そう! と思ったらちょっと時間くった。
でも、やっぱり絶対正解だと自信のあるところにはたどりつけず。
2.ロンドンの橋の話。
日本での試験だから? 日本の技術の話も出て来る。
橋を作ってみたものの、予想とは違った揺れが起きるので、その原因を追求する過程が語られている。コンビュータによるシュミレーションとは違った力が歩く人達からかかっているというのだが、実際、予想とどうちがっていたのか具体的に解らなかった。
この文章では、それが一番大切なんだろうけどな。
ただ、問題文はその一番大切なとこだけきかれるわけではないわけで。
3.何かの実験でホテルに何かのメッセージを置いてみたって話。
これが、実はさっぱり解らなかったよぉ〜 問題が数問しかついてないと思って、じっくり読んでみようと思ったら、その先に数ベージ問題がついていて、時間配分的に間に合わなかった。
体験記を読むと、何番目の問題が難しいとかなんとか書いてあるところ、前回はどれもチンブンカンプンだったのに、今回はこの3番目が難しいということがなくとなくわかった。
これだけでも前進? しかも難しい問題が最後だと実はラッキーかと思う。
最初に難しい問題が出てると、それを難しいかどうか判断できずとりあえず取り組むことになり時間くって、後の簡単な問題を解く時間がなくなるという体験談を読んだ事があったから。
リーディングが前回より格段に難問でないと思えたのは、英語力があがってきたせいなんだろうか? それでも確実に正解だと自信をもって答えたものは一問もない。
ただ、前回より話が理解できたし、もし今回が簡単だったとしたら、チャンスだったろうになぁ〜と思ってしまう。
【Writing】
1時間で2つのエッセイを書く。
1. あるヨーロッパの国の地方選挙と国の選挙の参加者の推移の折れ線グラフについて説明する。
これは、本当に定番。またまた今回はチャンスだったのかもしれないと思ってしまう。
この手の英文を何度も書けば、ほぼ上手に書けちゃうんだろうけど、結局1回しか書かなかったので、たどたどしい英文です。
2. ここ100年だかの技術の進歩についてのネガティブな影響について懸念する人達がいるが、それについてどの程度、賛成あるいは反対するかという問いかけに答える。
このネガティプという単語を最初、ナビゲーションと読み間違えたの。
技術の進歩が影響をナビゲーションするのが賛成か反対かっていう意味が解らず、一瞬固まった。
英文読んでいて、意味が解らなくなる時ってこんなふうに読み間違えてるのかも。
ここでは、問題文なので、読み返して気付いたけどね。
さて、前回は「どうにか良いスコアをとる」がテーマだったけど、今回は「3ヶ月で、どれだけ英語力が伸びるか」を見てみたかったので、覚えた単語や熟語を、なるべく使ってみた。
が、これが実は大失敗で、後で調べたらスペルミスだらけだし、熟語が全く間違ってた!!
この試験では、そういう挑戦はしないこと!! っていうのが掟だったのに…
【Speaking】
単語を覚えるのが最優先で、文を読んだり書いたりすることはあっても話す練習なんて、全くしなかった。
試験に行く直前にネットで試験の様子をYouTubeで検索したら、スコア7.0程度だという東洋人(もしかして日本人?…全編英語なので解らない)のトークが見れた。
で、このくらいなら話せるんじゃないのぉ〜? とか思ってしまう。
というのも。心の中では、このぐらいのことを話していることがあるのだ。
その次に見た中東の大学で英文科に所属しているという女性は、これはネイティプそのものなのではないかと思える英語。発音も綺麗だし、普通にベラベラ話し続けていて、何故試験を受けているのだろうと思ってしまう。
で、最後に見たのがスコア5.0程度だというインド系の女性。しょっちゅう言葉につまって沈黙になる。実際、私はこの程度のはず…馬鹿に見える。
インド系でも、日本人からしたら、しっかり外人なので英語が話せない姿が、英語が出て来ないのではなく、何も話す事が頭の中にないように見えてしまうのです。
あぁ〜私ってこんな感じなのぉ〜????
そして試験会場へ。
前回、緊張さえしなければペラペラ話せるんじゃないかと思ってアルコール飲んで言ったら眠くて頭がまわらなかったので、今回はシラフで行く事にしました。…当たり前です。
前回は待ち時間が長かったのに、すぐに自分の番にきた。
心の中で「何も準備してないのに、どうするつもりなんだろ。私」って思ってた。
前回は、最初にパスポートを見せて下さいと言われたのも理解出来なかったけど、今回はYouTubeをチェックしたので、わかる。(笑)
だってねぇ〜「PassPort」じゃなく「identification」って言うんだもん。
前回は、この試験が3つの部門に別れていことすら解っておらず、
最初の世間話みたいな間、いつになったら試験が始まるのかと思ってたら
最初は世間話みたいな話をするのが試験だった。
次にお題を書いた紙を渡されて、それについて語る。
好きな料理は何かっていうんで、簡単なところで「フライドポテト」にしたら
その料理は何からできているか語れとお題に書いてあり、笑った。
ポテトから出来てますと言ったら、試験官も笑ってた。
お題では、どのくらいの頻度て食べるのかとか、なんとかあったけど、すぐに話が終わってしまったので、子供の頃にフライドポテトを作った話をしたらタイムオーバーになった。
YouTubeをチェックした時に時制に気をつけて話せという注意かあったけど、
そんなのメチャクチャ。とにかく何か話続けなければと必死。
ここまで5分強。そんなに沈黙もなく、質問を聞き返す事もなく、全く優秀ではないけれど、なんとか頑張ってきた。
けど、もう英語で話すのやめましょうよぉ〜って気分。集中力が続かない。
最後は食事についてディスカッションする。もう無理です。
簡単な「フライドポテト」 にする程度の知恵が働いたのは第二ステージまでで
例えば、言葉が出ないときは、こういうフレーズを言うとしのげるとか
そういう情報をくる前に少ししこんだけど、そんなのすら頭に浮かばない。
本来嘘でもいいから、話しやすい話をしろというのが試験の王道のところ、
本気で食事について考え始めてしまった。つまり思い切り日本語で考え始めてしまったのです。これはもう英語には直せません。
で、沈黙だらけになってしまった。あのYouTubeのインド系の女性のように…
あぁ〜私って馬鹿に見えてるんだろうなあ〜
ここで、全IELTS の試験が幕となります。
結果は2週間後。
前回、初めて試験を受けた時は、自分が何をしているのかさっぱりわからなかったところ、
今回やっと「IELTSを体験した」感じがします。次回こそ確実な結果を出したいです。