午後の2時すぎに息子のお弁当のオカズの残りを食べた後
「日曜美術館」の録画をコタツに寝転んで見ていたら…電話が鳴った。
「SacHiOkudAちゃんの家って電気のコジマの側だよねぇ〜コジマに来たんで寄ろうかと思うんだけどぉ〜」と叔母からの電話。
叔母一家は我が家の最寄駅の反対側に住んでいる。
いやいや田舎みたいに、ここら一体に一族が生息しているんじゃないですぞ。
たまたま偶然に近くに住む事になったのであり、
わざわざ上京してきて近くに来たっていうような話ではなく、
買い物ついでに寄るっていう感じなわけだけれども、それにしても突然過ぎる…。
「今、駐車場にいるんだけどぉ〜」と叔母。「コジマの駐車場?」と私。
「SacHiOkusAちゃんの家の横のコインパーキングよぉ〜…今停めたところ。」
ギョェェェェェェェェェェ 何よ? その決定的な台詞。もう家の前にいるのぉ〜
しかも、来るのは叔母一人ではなく、息子とその嫁と3人でおじゃましまぁ〜す! なのだ。
そんな突然の訪問って子供の時、以来だよ。
「SacHiOkudAちゃん!! あそぼー」って子供は突然遊びに来るのだ。
それでも最近は子供ですらアポとってから遊ぶ時代。
いくら親戚とはいえ、大人が突然やってくるなんて、東京ではありえんぞ。
見ていた番組を停止して、食べたままになっていたコタツの上の食器を流しに運び…
もう何も出来ないよぉ〜、だって家の前にいるんだもん!!
今日なんて一日家にいるものと、化粧どころか顔だって洗ってないような状態。
とたんにチャイムが鳴った。
「普通、突然来るかぁ〜!!」と言えちゃう私。さすがに親戚。
でも相手もさすがに、全然こたえない。
へらへら笑って「突然来ちゃいましたぁ〜!」ってな具合でさぁ〜 ヤレヤレ。
叔母は度々来ていたが、その息子(つまり従兄弟)は初めて我が家にやって来た。
なんとその嫁とは、今日初めて会った。
親戚って親しいんだか、なんだか解らないね。
「不思議な事に全員B型だぁ〜」って言ってたけど
親戚なんだから、そんなに不思議じゃないんじゃないの?
「B型って明るいのだぁ」なんて話になってたけど
確かにシ〜ンと静まる事なく、誰かがずぅ〜と喋ってる。
久しぶりでも、間がもつのって、やっぱり血がつながってるからなんでしょうか。
時々、自分と似てるところを発見して、ウンザリしてしまう。
別に悪い所が似ているっていうんじゃなくっても、ガクンとくるのよ、そういうのって。
よく話していたのは従兄弟。いつもよく話す叔母が息子夫婦に押されて沈黙気味。
その叔母が、5時になろうとする頃、「そろそろ帰りましょうか」と切り出すと
やっぱり話足りなかったのか、締めの言葉をダラダラと語り出した。で、ちょっと長引く
しかし、5時には帰るっていうのは、いつ決めた事!?
そもそも、近くに来たからちょっと寄ったって言ってたのに
「Yちゃん(SacHiOkudAの妹)にこれ渡してぇ〜」って姪の服を渡されたぞぉ〜
って事は、家を出る時から、ここに寄る計画があったって事じゃないの!?
だったら、家出る時に電話しろよ!!!! …ヤレヤレ。
そして5時20分頃、この一団は立ち去って行ったのでした。
P.S 息子は部屋に閉じこもって寝てました…