市川海老蔵と小林麻央の婚約発表会見をあちこちのテレビ局で見た。
こんなどうでもよい他人のプライベートをなんで各局がこぞって放送しているのだろう。
街を歩いていたら、とあるカップルが近づいて来て自分達の遣れ染めや今後の予定を話かけられたような気分です。
「それが、何か私と関係あるんですか?」と驚きをもって問い返したいですね。
海老蔵さんのにやけた風貌を全く素敵だと思えないという個人的な趣味はおいておいても、
彼に興味のある人だって、その芸をどれほどみているのだろうと思いますよ。
せめてプライベートの変化が芸にどれほどの変化をもたらすのか? という観点で、これらの報道を見ていただいているのならと思います。
今朝の読売新聞でさえも「報道陣の多さ」ではなく「あの海老蔵が婚約したぞぉ〜」という記事を書いていた
それと麻央さんが身につけている指輪やら着物やらが高額だそうですが、
その事にどんな意味があるのかと思いますね。
それに投じたお金で、世界中の人の命がどれほど救われるのだろう…と思わずにはいられないです。
それを知ってても、お金をかけずにはいられないのはどうして!? 知らないのかしら…
とても綺麗で可愛らしいのだから、それで十分ではないですか。
きっと「芸能人は、夢を人に与える仕事だから」というのが彼らの答えなんでしょうね。
それと、多くの人もそう感じているのかもねぇ〜。
「芸能界」…これ何百年後かにはなくなっているんじゃないかしら。
(芸能活動をやる人達がいなくなるのではなく、いわゆる「芸能界」です)
今や素人のプライベート情報がブログで流れる時代ですよ。
芸能活動していないけど見目麗しき男女の情報も自由に発信できます。
テレビ局に勤めなくても映画界に入らなくても、そうした作品も作れるし発信出来る時代になってきました。
科学技術の発達で、人が骨折って労働する時間がどんどん減ってますし、
その分個人が創造的な文化的な活動に時間を費やすようにもなってくるでしょう。
何も憧れをもって「芸能界」を眺めてる必要がなくなるんです。個々がそれぞれにそういう活動も出来るようになるでしょう。
夢は何かを眺めて与えられるものじゃないです。
そういう成熟した時代がきっと来ると信じたいですねぇ〜
そうなると何かのステイタスを得たからといって、
そのカリスマ性を否定出来なくなるっていう風潮もなくなっていくんじゃないですかねぇ〜
つまりピカソが凄い!! となったら、彼のいたずら書きにさえ高値が付くような…
本来、創作は1作品ごとの勝負なんですから。
万人が文化的活動に時間を費やせるようになれば、そういう目も持てるようになってくるでしょう。
それこそ、成熟した社会ですよ!!
SacHiOkudAの妄想的未来予想でしたぁ〜
何百年後かの皆様が、この文献をなんらかの形で入手して、世界が本当にそうなってたら、
誉めてやってくださいね。
それとも、人間って噂がしたい生き物で、
身にその付けがまわってこない「芸能界」の需要って永遠なのかしら…