こういうチケットを買ってみました。
東京のミュージアム66カ所で、入場料が無料になったり割引になったりする
チケット綴、2000円です。
有効期限は最初に使った日から2ヶ月。
…というわけで、またもや自らに課題を背負わせてしまいました。忙しい2ヶ月が始まるのかも…
==国立西洋美術館=======================================
そこで昨日、一番に入ってみたのは国立西洋美術館の常設展。
松方コレクションを中心に西洋絵画が年代順に展示してあります。
で、入ってすぐにあったのがこれ→
15世紀に作品ですが、ケースの中に保存されてます。
「へぇ〜アクリル板が使われてるんだぁ〜」といいながら
ケースを確認していたら
となりに立っていた女性→が「さわらないでください!!」
…思わず「(作品に振れられないためのケースなのに)
これにも触ってはいけないんだぁ〜」と驚きゼリフをはいて
しまいましたが、
死んでしまいたいぐらいショックでしたよぉ〜
なんかさぁ〜自分のあまさを指摘されたみたいでさぁ〜
非常識ってののしられたぐらい打ちのめめされて、
立ち尽くして前に進めなくなっちゃいました。
傷つき安いSacHiOkudA…
そしたら、この女性、今度は作品に指差して話をしているカップルの所に猛ダッシュで走ってきて「作品を指差す時は作品から10cm以上指を離してください!!」だって。
…走って来る人初めてみたよ。ちょっと過剰な人なのかもね。
その後も色々な人になにか話しかけてたから、次々注意してるのかも。ちょっと口調がキツくて、こういう人は苦手です。
西洋美術史をここ数年かじっているので、日本にある作品ならだいたい描いた人がわかるかなぁ〜と思ってたらとんでもなくって、特にルネサンス前の作家はほとんど分からなかったです。まぁ、三流作家の三流作品だったりしても歴史ものとしての価値があるっていうものも多いかと思うのですが。
最初に「これいいかも!」と思ったのは
エル・グレゴ「十字架のキリスト」
現代作家の作品みたいなストレートなタッチ!
でもエル・グレゴはチェックしてたので
作品より先きに彼の作品があることが分かってしまったのが残念。
知った人だと先入観で見てしまう事があるので、
自分の感想すら疑ってしまう事があります。
…でも、そうでもなかったのです。
著名なドラクロアの小品が2点あったのですが
これ、本当にあのドラクロアの作品なのぉ〜ってものすごくがっかりしてしまいました。
わかって見てても納得出来ない時があるんですね。
それにルノアールの作品も初期のものは暗い色彩で全然ルノアールしてなくって…
あぁ〜それなりの作品を描くまでには、こういう時期があったんだぁ〜って安心してしまったりして…
そんな中クールベは期待を裏切らなかったなぁ〜
ギュスターヴ・クールベ「罠にかかった狐」→
PC画面で見る限り、上のエル・グレゴと
色調などが似てますかねぇ〜
確かにシャープな感じが好きなのかも…
でも色彩は鮮やかな方が好きなんだぁ〜
モネのピンク↓ ゴーギャンのピンク(写真なし…絵は好きじゃなかったので)
シャニック↓のピンクも綺麗だった〜
小品ながら存在感大!! ゴッホ「ばら」↓
亡くなる前年の春に描かれたものです。とってもゴッホ!! PCの奨励サイズで大奮発
このへんの時代にくると知ってる人ばかりというのもありますが、
作品がどんどん目に飛び込んで来るって感じですねぇ〜ルネサンス前の宗教画は
何を描いたんだろうって解説読んだりして、絵なのに「読み物」みたいだったしので。
実際に美術館に入らなくても書けちゃうブログ。
一応行った証拠に筆者登場!→ 頭がデカっ
==国立科学博物館=======================================
無料券があるし、せっかく自転車ではるばるやって来たんだもの。
もう一カ所ぐらい入らないとぉ〜って、また欲張って博物館にも入りました。
計画通りに事を薦めたがるSacHiOkudAは予定時間には帰途につきたくて猛スピードで
博物館をさすらい歩きましたぁ〜
一言感想、2年前に行ったロンドンの博物館みたい!!
行けども行けども、動物の剥製やら標本やら模型やら…
あれっ? あれって人間の骸骨みたいじゃん!? →
パレオプロピテクス!?
ピテクスって人間の祖先かなんか!!?
…と本日最大の発見かと思いきや…マダガスカルの今は絶滅したらしい原猿類?
そうか…猿の骨格はみな人間みたいって事か… 脱力 しかも、ここで終わり。
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